受け入れ不可能

「余命3ヶ月もぉ来なくていいよ、身辺整理しときなさい。」喉頭癌の彼女がお医者さんから言われた言葉。

散々入院を勧められても断り続け、今も一人暮らし。

彼女「実家には帰らない、ホスピスにもまだまだ入りたくない。まして入院なんかしたら次の日死んでる」

もちろんしゃべる事は不自由で筆談、最近は咳や痰が酷くなってるらしい。なのに具合悪くなって救急車呼べるの?玄関の鍵は開けられる?

彼女「大丈夫そんなことにはならないから」

彼女にとって家を離れる=『死』、だから前だけを向き、その気力だけで生きる。

能天気に自分が癌患者であった記憶が無くなりかけ、毎日ボーっと時間をムダに生きてる私とは永遠に平行線のままなのか。

幸せってなんだろ?後悔ってなんだろ?