手放したくない

またもお気に入り本ができた。

エンジェル エンジェル エンジェル (新潮文庫)

エンジェル エンジェル エンジェル (新潮文庫)

好きだ。大好きだぁー。

なんて言ったらいいの、孫娘と認知症になってるおばあちゃんのとの会話、おばあちゃんの娘時代の話を挟んで、今と過去はやっぱり繋がってて、ラストは思わず「あ・・・・・」って言葉が洩れて、心に光が差し込むそんな本です。

今回は文庫を読んだのだけど、『家守奇譚』と一緒、この本も単行本で手元に持っておきたい本。

そぉーいえば、この間本屋で『家守奇譚』が文庫になってるのを発見した。

ダメ!

文庫だとあの本の持つ、奇譚な世界への入り口が見つけられないかもしれないんだよ、そんなのもったいないでしょ。

あの本は和風『ネバーエンディング・ストーリー』なの。

って『家守奇譚』の話は何回書いても書き足りないぐらい好きなわけですが、『エンジェル・エンジェル・エンジェル』大好きな本にまためぐり合えた。

うれしい。