洋子漬け

立て続けに読了。
ほんとは来週入院してからのお楽しみにとって置いたんだけど、読んでしまいました。

妊娠カレンダー (文春文庫)

妊娠カレンダー (文春文庫)

妊婦になってわがままが増した姉に、密かに抵抗を試みる妹。
普通はしないよ、お腹の中の子は自分とも血が繋がってるわけだからね。たいして害のある事じゃないけど、それを実行する心が怖い。


2冊目

沈黙博物館 (ちくま文庫)

沈黙博物館 (ちくま文庫)

なんかこの本は『村上春樹』によくあるような「あっちの世界」の雰囲気を持っています。主人公も「僕」だしね。


ちょっと違うところは「あっち」と「こっち」を行き来する事はなく(死者の世界かもしれない)、でも「僕」は気づいてなくて、戻ろうするけど当然戻れず、ひょっとして「こっち」でやり残した事や気持ちを「あっち」でやり遂げる事によって受け入れる?みたいなお話・・・・・?
(何言ってるのか自分でもわからんくなってきました)


ま、このわからんとこもいいんだけどね。


おまけ:「僕」が顕微鏡で「花のオシベや虫の唾液腺」を観察してる場面、うぅ〜〜ん、顕微鏡への想いがつのります、欲しい。