音と光と気配
怖いよ、まったく。こんな風に街の活性化イベントみたいになって、コンサルティング会社に委託された隣町との戦争。
- 作者: 三崎亜記
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: 文庫
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でもこんなものなのかもしれない。
どこか遠い国で起こった知らない人同士の争いなんか、自分にはまったく関係ない、わからない、っていつも思ってた。だけどこの本読むと言えなくなるよ、そんなこと。
amazonのレビューはイマイチ派が多かったけど、私はどんどん読むスピードが上がって悲しい気分にさせられた。
『戦争』の文字さえ掲げればどんな理不尽な事も、理不尽なんて言えなくさせてしまうんだよ、それがただのとなり町との共通のイベントであっても。